家の外壁に複数のひび割れがあり、
大きくひび割れている箇所もあるので
外壁のリフォーム工事をしたい・・・とご相談を頂き、
外壁の補修&塗装リフォームを行いました。
リフォーム前は、窓や小庇の端から亀裂が入り、
1階部分の外壁には大きなひび割れが発生していました。
その為、リフォーム工事では塗装を行う前に
大きくひび割れた箇所を部分的に解体し、
しっかりと補修を行ってから全体を塗装して仕上げました。
外壁補修
まずは外壁工事を行うための足場を組み、
大きなクラック(ひび割れ)が発生している箇所の壁を
部分的に解体していきます。
クラックとは外壁に現れたひび割れで、
クラックの種類は大きく分けて二つに分かれます。
①外壁表面だけが微細にひび割れているヘアクラック
②外壁材自体がひび割れてしまう構造クラック
ヘアクラックの状態であれば
構造や鉄筋の錆にも今すぐには影響しないため
メンテナンスの緊急性は低いですが、
構造クラックの場合は建物自体の強度の低下や
雨水の浸入による外壁の劣化、腐食といった被害が考えられます。
ヘアクラックか構造クラックかは
プロでなければ判断が難しいと思いますので、
クラックを見つけた際は早めに
点検やメンテナンスの依頼をしましょう!
クラック補修必要度チェック
解体した箇所は、左官仕上げにて補修。
その他のクラックもシーリング材を刷り込んで補修し、
高圧洗浄で外壁にこびりついた汚れを洗い落とします。
高圧洗浄は塗装前の工程として非常に重要な工程で、
洗浄しないまま塗装を行なった場合、
壁面の汚れやほこりが塗料の付着の邪魔をして
早期に塗膜が剥がれてしまう事があります。
外壁塗装
小庇
まずは、小庇、フード、水切り、雨樋といった付帯部を塗装していきます。
外壁のみの塗装も可能ですが、外壁だけを塗装した場合、
付帯部の傷みや汚れが悪目立ちすることがある為、
外壁を塗装するタイミングで塗装を必要としている付帯部も一緒に
塗装を行うのが一般的かと思います。
小庇などの鉄部は錆止めを塗ってから上塗りを行います。
フード
水切り
雨樋
N様邸では雨樋も塗装でリフォームをしましたが、
穴が空いたり、割れている場合は、交換という選択肢もあります。
外壁(基礎)
外壁(基礎)のビフォー・アフターです。
基礎部分もクラックを補修し、上塗りを2回行なって仕上げました。
外壁
外壁の塗装に使用した塗材は
SK化研のソフトリシンという薄付仕上塗材で、
長期間にわたり変色や性能の低下がありません。
また、下地の微細なひび割れへの追従性に優れているので
雨水の浸入をしっかりと防ぐこともできます。
三井商会は、住宅関連に長く携わってきたノウハウと、
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