門まわりをリフォームして駐車スペースを広げたいと、
ガーデンリフォームのご相談に来られたN様。
岡山市内の住宅街に建つN様邸では、
柱が片側にしかないカーポートを採用して、
広い間口とアプローチのスムーズな導線を確保。
2台用カーポートを設置しながらも、
使い勝手の良いお庭にリフォームしました。
リフォーム前は塀と門扉で仕切られた
クローズド外構のお庭でしたが、
駐車スペースを広げるため既存の塀や門扉は解体撤去。
カーポートは片側支持のダブルフェースを設置し、
玄関まわりの目隠しにはカーポートに合わせた
形材フェンスを設置してソフトな目隠しを行い、
スタイリッシュなセミクローズド外構のお庭へと一新しました。
カーポート
今回、N様邸に設置したカーポートは、
三協アルミのダブルフェースという製品で、
2台駐車に対応するワイドタイプのカーポートです。
ダブルフェースの特徴は、
強靭な柱とアームで屋根を支える片側支持のデザインで、
設置スタイルはN様邸のような
左右のどちらかに柱がくる側面支持タイプと、
背面に柱がある背面支持タイプの2種類があります。
N様邸では敷地南側の境界塀に沿って柱を設置。
建物側に柱がないので車の乗り降りもしやすく、
屋根がベランダの軒下におさまっているので、
軒下を歩けば殆ど雨に濡れる事なく玄関へと行く事ができます。
カーポートの屋根下は少し暗い印象ですが、
これは熱線遮断ポリカーボネート板を使用している為で、
熱量を半減し、屋根下の温度上昇を和らげてくれる効果があります。
車内温度も上昇しにくくなるので、
夏の暑さ対策にオススメです!
商品詳細
<メーカー/三協アルミ>
カーポート:ダブルフェース 側面支持タイプ (カラー・アーバングレー)
ダブルフェースについての詳細は、
三協アルミのカタログをご覧下さい。
ダブルフェースのカタログを見る
※三協アルミ エクステリア 総合カタログ2020-2021に準拠しています。
門まわり
門まわりには玄関まわりのアイテムを集約した、
ユニソンのシースミニマムILという機能門柱を設置。
目隠しには細い縦格子で圧迫感を感じにくい、
三協アルミのエルファード2型フェンスを設置しました。
機能門柱は省スペースで門まわりをまとめられる為、
スペースに限りがある場合とても便利なアイテムです。
目隠しフェンスと機能門柱の足元には、
門まわりを華やかにする宿根バーベナを植栽しました。
アプローチの舗装には、ユニソンの舗装材を採用。
フラミアという細長い形状の舗装材と
リビオという正方形の舗装材を組み合わせ、
モダンな雰囲気のアプローチに仕上げました。
フラミアもリビオも素材はコンクリートですが、
自然石の風合いを表現しており、
天然芝とのコントラストも美しい仕上がりです。
フェンス
南側の隣家との境界には、
視線対策に三協アルミのシャトレナ3型を設置。
既存の塀は経年劣化が起きていたため、
補修と塗装リフォームを行い、
綺麗な塀へと生まれ変わらせました。
シャトレナ3型は風通しの良いルーバーフェンスで、
目隠し効果とコスパの高さが魅力です。
N様のようにガーデンリフォームをされる際、
岡山市内などの住宅が密集する地域では、
駐車スペースにあまり余裕がない…という事も多いかと思います。
カーポート選びで重要なポイントのひとつが「サイズ」です。
車のサイズや車種によって大きく変わってきますが、
車2台を並列駐車するために必要な最低限の間口は
約4800mm~で、車のドアを開け閉めする時、
お互いが接触しないようなサイズを選ばなければいけません。
ダブルフェースの間口は5385mmですが、
柱が片側にしかないので2台並列しても余裕を感じられ、
車の出し入れもスムーズに行えますよ。
ダブルフェースは片面支持と背面支持の2タイプがあるので、
駐車スペースの条件などを考えながら検討してみて下さいね!