備前市のT社より、社屋の隣地を整備して
駐車場にしたいと工事のご依頼をいただきました。
施工前は手が加えられていない空地の状態だった為、
境界フェンスや門扉を設置して周囲を囲い、
駐車場の床面は短期間で車の乗り入れができる
アスファルトで舗装しました。
境界フェンス・門扉
境界フェンス
海側の敷地境界は、
2段積みのコンクリートブロックの上に
三協アルミのニューカムフィ2型 フェンスを設置。
たて格子タイプのシンプルなデザインで、
カラーは爽やかな白色をチョイスしました。
道路側は海側と同じコンクリートブロックで花壇を造作。
目隠しも兼ねた生け垣で敷地境界を施工しました。
数年後、道路側にもフェンスを付けたいというお話があり、
花壇のコンクリートブロックの上にフェンスを足す形で、
道路側にもニューカムフィ2型を設置しました。
(※ニューカムフィは現在リニューアルされ、
カムフィXという商品名で販売されています。)
門扉
門扉は四国化成の大型伸縮門扉(アコーディオン)の
電動タイプを設置。
開閉がワンタッチで楽に行え、
障害物感知装置付きなので安全性にも優れています。
アスファルト舗装
駐車場の舗装には広い面積を短期間で施工でき、
車の乗り入れもすぐにできるアスファルト舗装を採用。
アスファルト舗装は走行音も静かで、
コンクリートより低コストで施工できるため、
道路や商業施設の駐車場など、多くの場所で使用されています。
駐車場の施工に伴い、社屋の敷地境界に設置された
既存花壇を一部、解体・撤去。
駐車場エリアと社屋がある敷地を繋げて、
スムーズに行き来できる導線を確保しました。
アスファルト舗装 施工の流れ
アスファルト舗装は雑草が生えやすい状態のままだと
アスファルトが劣化しやすく、
隙間から草が生えてくる原因にもなるため、
まずは土に地盤改良材を混ぜて地盤改良を行います。
地盤強化をした後は砕石を地面に敷均し、路盤を整生。
その後、アスファルトフィニッシャーという重機で
アスファルトを路盤の表層に敷均し、
最後にローラーで転圧作業を行い、締固めて完成です。
T社では、上記の舗装工事を3日で行っており、
車の乗り入れは作業の翌日から可能となりますので、
短期間で駐車場として利用していただく事ができます。
ちなみに・・・
コンクリートは季節や環境によっても異なりますが、
人が立ち入ることができるまで約3日、
車が乗り入れられるまで約6日ほどかかります。
工期やコスト面でメリットのあるアスファルト舗装ですが、
コンクリートに比べ耐摩耗性、耐久性が低く、
敷設してから補修工事を必要とするまでの
期間が短いというデメリットもあります。
地盤沈下などがあれば大きく影響を受けます。
T社でも施工から7年ほど経過した時に、
ひび割れの修繕工事をさせていただきました。
三井商会では新規のアスファルト舗装工事だけでなく、
修繕工事のご依頼にも対応しておりますのでご安心下さい。
ドア塗装
T社では、雨や紫外線で色褪せてしまった
木製の玄関ドアの塗装リフォームも承りました。
塗装を施して新品同様に生まれ変わりました。
木は重厚感や温かみのある意匠性の高い素材ですが、
劣化による破損や変色が起きやすいという弱点があります。
木製玄関ドアは「家具」と同等の塗装が施してあり、
熟知した技術を要します。
T社では、長きにわたって
ガーデンリフォームや植栽管理に入らせて頂いており、
ご紹介した工事以外にも会社保養所の庭園づくりや、
ステージのような広いウッドテラスの新設、
バリアフリーのアイアンウッドスロープの設置など、
様々な施工事例をご紹介させていただいておりますので、
こちらも併せてお読み頂ければと思います。