家のまわりと隣接する畑の管理に悩まれていたT様より、
防草工事のご依頼をいただきました。
防草工事
畑エリア
畑として使用されていたご自宅の隣の敷地(約200㎡)は、
現在は活用されておらず、今後も畑として利用する予定がないという事で、
草刈り等の管理の手間を軽減できるよう
防草シートを敷いて雑草対策を行いました。
(※防草シートは砕石の下に敷かれています。)
まずは、畑に置かれていた不用品等を運び出し、
重機を使って雑草を根本から撤去。
転圧して整地が完了したら、防草シートを敷いていきます。
防草シートは、(株)グリーンフィールドのザバーン®防草シートを使用。
ザバーン防草シートは米国の大手化学メーカーであるデュポン社製で、
業界ではNo.1といっても過言ではないほど認知度が高い防草シートです。
>>ザバーン®防草シートのページを見る
【ザバーン®防草シートの特徴】
①雑草抑制効果が高い
イネ科の植物やスギナ、チガヤ、ヨシなどの貫通力の高い植物でも抑制できる。
②水はけ効果が高い
薄い構造のシートである事から、水はけに優れ、空気も良く通すことから土に影響を与えません。
③優れた耐久性
特殊な加工方法により、紫外線にさらされる場所でも長期間劣化に耐えられます。
更に、砂利下など紫外線に当たらない場所であれば、半永久的に効果を持続できます。
④環境に優しい素材
ザバーン®は土壌汚染等、環境に影響する化学物質は使用していません。
最後に、防草シートの上に砕石を敷き詰めて畑の防草工事は完了です。
住居まわり
【玄関まわり・アプローチ】
玄関まわりは、植木の伐採、剪定を行って植栽のボリュームを減らし、
除草後に防草シートを敷いて雑草対策を行いました。
雑草や植木が生い茂った見通しが悪い庭は、
身を潜めやすく、空き巣に狙われる危険性が高まります。
また、日当たりや風通しも悪くなりますので、
手入れが行いやすいよう植栽のボリュームを減らし、
重機が入れない場所の除草作業は全て手作業で行いました。
整地が済んだら、土の部分に防草シートを敷いていきます。
ザバーン防草シートは透水性がいいので
根元ギリギリまで敷いても植物の成長に影響はありません。
防草シートを張り終えたら、こちらも砕石を敷いて完成です。
砕石や砂利は踏むと音がするので不審者が侵入しづらく、
防犯対策にも効果的です。
【裏側】
家の裏側や犬走りなど未舗装の草が生えやすい場所は、
玄関まわりと同様に、除草、スキ取りを行い
防草シート+砕石敷きで雑草対策を行いました。
雑草は土にあたる光を遮断すれば生えなくなる為、
砕石を敷くこと自体も防草効果となりますが、完全ではないので、
雑草処理の手間を大幅に軽減したいのであれば
やはり防草シートを活用して雑草対策を行うのがおすすめです!
雑草対策の方法は他にもいくつかございますので、
防草工事をご検討中の方は以下の記事も併せてお読みいただければと思います。
>>夏までに進めたいお庭の雑草対策の選択肢と選び方
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