大型犬のレトリバー複数匹を飼われているA様より、
新築外構工事のご依頼をいただきました。
施主様のご要望は、ワンちゃんが室内から直接お庭に出て遊べる
ドッグランがあるお庭にしたいとの事で、
南側の掃き出し窓前にタイルテラスを施工。
ドッグランスペースはスチールメッシュフェンスでぐるりと囲い、
二重扉で安心のプライベートドッグランを完成させました。
フェンス
フェンスには、三協アルミのスチールメッシュフェンス
ユメッシュHR型フェンスを使用。
フェンスの寸法は、大型犬も安心して遊ばせられる
W1991mm×H1500mmを採用しました。
※ジャンプ力のある犬の場合には、1800mm〜2000mm以上が◎
ユメッシュHR型フェンスは
フェンスの上下が半円形状になったシンプルなデザインで、
景観性・施工性・コストパフォーマンスに優れたフェンスです。
ドッグランへの出入り口は、室内とお庭を直接つなぐタイルテラス以外に
利便性を考慮して西側と南側の2箇所に設置。
どちらも本格的なドッグラン施設と同様の二重扉になっているので、
急な飛び出しや脱走を防げます。
ユメッシュフェンスには同意匠のコーディネートが可能な
ユメッシュ門扉がありますので、
フェンスと門扉、統一感のある印象に仕上がります。
当初、ドッグランには天然芝を張る計画でしたが設計変更となり、
フェンスと地面との隙間を塞ぐ為、板材を設置。
門扉部分は、フェンスの半円形状部分を加工して延長しました。
タイルテラス
タイルテラスは、ワンちゃんでも不便なく出入りできるよう
掃き出し窓に高さを合わせ、階段付きに。
タイルは、お得なアウトレット品を活用。
重厚な石模様がお住まいの雰囲気ととてもマッチしていて、
オシャレなタイルテラスになりました。
伸縮門扉
北側
A様邸への出入り口は北側と南側の2箇所にあり、
それぞれの出入り口に伸縮門扉を設置。
北側の出入り口に設置したのは
四国化成のリフティングアコー1型ミニで、
ノンレール、ノンキャスターで操作性に優れた門扉です。
南側
南側に設置したのは、四国化成のバリューアコーA1型。
※通常は傾斜地では採用、設置しません。
急遽設計変更となり、ほとんど開閉を行わないという前提で取付する事となりました。
バリューアコーA1型はキャスター付きで、
門扉の不意な開閉を防止できる中間落し棒が標準装備されています。
A様邸では、防犯対策で門扉を設置したいという事で
通常の伸縮門扉を設置しましたが、
各メーカーが販売している伸縮門扉の中には
ペットのすり抜け・脱走防止に
パンタ(格子)のすき間が狭くなっている
ペットガードタイプのアコーディオン門扉もございます。
超小型犬など大きさや犬種によっては対応できない場合もありますが、
ワンちゃんを飼われているお宅であれば
ペットガードタイプの伸縮門扉を選択する事で、
ご自宅の防犯性+ワンちゃんの安全性が同時に守られるかと思います。
弊社のプランナーは、
愛犬家住宅コーディネーターの資格を取得していますので、
ペットとの暮らしをより豊かに、楽しくするお庭のご提案が可能です。
愛犬に優しいお庭づくりをご検討中の方は、
安心してご相談ください。