工事やメンテナンスで度々お世話になっているK様邸より、
ガーデンリフォーム工事のご依頼をいただきました。
お庭の緑(植物)を大切にされている施主様ですが、
なかなか手入れが追いつかずに困られているという事で、
メンテナンスの負担軽減にも配慮しながら
美しい緑の景観を楽しめる天然芝の芝庭へ一新しました。
芝生
まずは、不要な庭石、木の根、小屋等を撤去。
表面が土の状態だった犬走りは、コンクリートで舗装しました。
コンクリートは耐久性も高く、草も生えにくいので、
未舗装部分をコンクリート舗装にする事で手入れの負担を軽減できます。
園路は、芝生を囲うような形で平板敷きで施工。
下地にセメントを混ぜて防草効果を高めました。
平板は、経年とともに味わいが深まる東洋工業のシフルで、
洗い出しを再現したテクスチャーは
素朴でナチュラルな雰囲気を演出できます。
芝生のエリアは、空気が入るように土を掘り返し、
ネニサンソとピートを混ぜて芝生に適した土壌に改良。
ネニサンソは、真珠岩(パーライト)を高温で処理した土壌改良材で、
土壌の通気性や排水性を向上させる効果があり、
これによって植物の根に必要な酸素を供給し、生育を促進します。
土づくりが終わったら、高麗芝をベタ張りで施工。
ベタ張りは、殆どすき間なく芝生を配置するので雑草が生えにくく、
早く綺麗な芝庭に仕上がります。
芝生を全面に敷いたら、板と転圧ローラーを使い芝生と土を密着させ、
芝生の根まで水が行くようにたっぷりと水をまいて完了です。
天然芝は芝刈り、水やり、除草などの管理が必要となりますが、
芝生以外の場所をローメンテナンス化する事でお手入れの負担を軽減。
密度の高い芝生は雑草が生えにくくなりますので、
成長を楽しみながら、お手入れに励んでいただけたらと思います(^^)
天然芝の庭か人工芝の庭か、どちらの庭がいいか迷われている方は、
天然芝と人工芝それぞれの特徴、メンテナンスや費用について
エクスライフのブログで詳しくご紹介していますので、
ご興味のある方は以下の記事も併せてご覧下さい。
>>「天然芝」と「人工芝」あなたはどっち派!?
※リンク先のエクスライフは三井商会が運営する、
エクステリア&ガーデンの設計施工専門ブランドです。
また、天然芝を希望されるけどメンテナンスが不安という方も、ご安心下さい!
三井商会では、弊社スタッフがお庭のメンテナンスにお伺いする
『年間ガーデンメンテナンス』というサービスも行なっています。
年間ガーデンメンテナンスについては以下の記事をご確認下さい。
>>【個人様向け】年間ガーデンメンテナンスについて