昨年12月にブログでご紹介したベジトラグ。
さつまいもを収穫した後、
玉ねぎ(ソニック)の栽培を始めていたのを
覚えていますでしょうか?
先日、遂に!!玉ねぎの収穫を終えたので、
収穫までの経過や栽培方法について
ご紹介していきたいと思います!
>>ベジトラグの紹介ページはこちら
玉ねぎの品種 ソニックとは?
玉ねぎには沢山の品種がありますが、
早生種では
・泉州黄
・貴綿
・ソニック
などが人気があります。
今回、ベジトラグで栽培した品種はソニックで、
耐病性が強く、夏までの貯蔵が可能なタマネギです。
ソニックの特徴
1.収穫が早い
収穫は5月のゴールデンウィークの時期です。
ゴールデンウィークの時期は、
雨が少なく晴天が続くことが多いため、
タマネギの収穫に適しています。
2.苗立ちが良い
ソニックの苗は固く締まっていてしっかりしています。
苗の揃いがよく、育てやすいので、
苗づくりが初めての方にもおすすめの品種です。
3.病気に強い
耐病性が強く、
タマネギの中では病気にかかりにくい品種です。
4.長期保存が可能
ソニックは早生の品種ですが性質は中性種と似ていて、
長期間の保存が可能です。
風通しの良い場所で乾燥しておくと8月まで貯蔵できます。
ソニックの栽培方法
タマネギは一般的には
難易度があまり高くない野菜とされていますが、
育苗期間が長いので
初めての方は苗から育てる方が育てやすいかと思います。
タマネギの苗は植え付け時期が近づくと、
ホームセンターや園芸店で販売されはじめますよ!
玉ねぎは種類が多く、栽培スケジュールもそれぞれ違う為、
今回は、弊社のベジトラグで栽培した
「ソニック」の栽培方法をご紹介していきます!
これは標準的な時期を示していますので、
実際には住んでいる地域の温度により時期は多少前後します。
1.土づくり
玉ねぎの苗を植える2週間以上前には
石灰と肥料を土に混ぜ、土づくりを行います。
玉ねぎは酸性には弱いので有機石灰を混ぜて土を中和し、
元肥にバラ園ニームとオスモコートを混ぜました。
バラ園ニームは肥料効果だけでなく、
土壌改良効果も持ち合わせています。
2.苗の植え方
植える苗の大きさは、草丈20〜25cm。
太さは鉛筆より少し細いくらいが目安です。
株間は12〜15cmくらいの間隔をけて植え付け、
深植えにならないよう、
白いところが見えるくらいの深さで植え付けます。
3.水やり
玉ねぎは根が浅いため、乾燥に弱いので
苗を植え付けた後は、根がつくまでは十分に水を与えます。
しかし、常に濡れている状態では病気にかかりやすくなりますので、
乾いたらプランターの底から水が流れ出るくらい水を与えます。
3月を過ぎて気温が上がり始めたら、水やりの頻度を増やします。
4月下旬からはタマネギが大きく育ち始めますので、
この時期に水分が足りないと大きく育たなくなります。
4.追肥等収穫までの栽培管理
追肥などは下記のタイミングで行います。
1回目:植付け2週間後
2回目:1月下旬〜2月上句
3回目:2月下旬〜3月上旬
1月下旬、オスモコートを追肥しました。
赤と黄色の粒状の肥料がオスモコートです。
3月上旬に止め肥を入れました。
収獲直前まで肥料を効かせた状態にしていると、
収穫後の貯蔵性が落ちたり、食味が悪くなるため、
収穫時期が4〜5月頃になる早生の場合は
止め肥は3月上旬までとなります。
収穫のタイミング
玉ねぎの葉が8割ほど倒伏してきたら収穫適期のサインです。
天気の良い日を見計らって収穫しましょう!
収穫後2〜3日乾かした後、葉つきのまま数株ずつ
束ねて風通しのよい場所に吊すか、茎を切って
網袋か箱に入れて風通しのよい場所で保管します。
収穫が遅れても貯蔵性が悪くなるので、収穫適期を
逃さないようにすることが玉ねぎ収穫のポイントです!
収穫したソニック
今回、ベジトラグで育てたソニックの数は31個で、
手のひらほどある大きな玉ねぎが収穫できました!
(※ベジトラグのサイズは幅183cm×奥行76cmです)
玉ねぎは栽培期間は長いですが、
比較的育てやすい野菜として、
家庭菜園でも人気が上がっていますので、
是非、ソニックづくりにチャレンジしてみて下さい!
【ベジトラグについて詳しくはこちら】
ベジトラグは三井商会の展示場に設置していますので、
実物をご覧いただくことも可能です。
他にも、三井商会の屋外展示場にはカーポートや
スタンプコンクリート、ディーズガーデンのアイテムなど、
様々な展示品もございますので、お気軽にご来場下さい!
>>三井商会 屋外展示場について詳しく見る