ガーデンリフォームのご依頼をいただいたY様にて、
カーポートを活用したテラスと通常のテラスを新設しました。
別棟二世帯住宅にされたY様邸。
施主様より、建物と建物の間のスペースを
洗濯物干し場として使用したいとのご要望があり、
洗濯物を広々と干せる竿掛け付きのテラスを設置しました。
勝手口前に設置したテラスは、
建物本体にテラスを取り付ける事が難しい状況だった為、
独立して建てられるカーポートをテラスとして代用しました。
テラス
テラス①(カーポートを代用)
今回、テラスの代替品に利用したカーポートは、
三協アルミのカムフィエース。
カムフィエースには1台用〜3台用まで3つのタイプ設定があり、
Y様邸ではテラスとして使用する為、基本タイプの1台用を施工しました。
カムフィエースの中では最も背の高い、屋根高さが2.8mタイプを採用。
母屋との通用時になるべく屋根伝いに移動ができれば・・・
という要望も兼ねた形で実用されたテラスになりますが、
新築邸の勝手口ドアが高い位置にある為、
開閉に邪魔にならぬよう屋根の高さを逆算して設置を行いました。
竿掛けは、テラス用の共通オプションから
一度にたくさんの洗濯物を干す事ができる
吊り下げ型 調整式(ワイドタイプ)を採用。
メーカー仕様には、カムフィエースに竿掛けを取り付けるオプションは無い為、
アルミ角材を用意して現場合わせにて加工し、下地を造り取り付けました。
調整式の竿掛けは、使う人の身長に合わせて高さ調整が可能で、
使い勝手に配慮した高さとなっています。
カーポートの屋根パネルは、
テラス屋根と同じポリカーボネート板で、
耐衝撃強度が高く、紫外線をほぼ100%カットしてくれるので、
お天気や色褪せの心配なく、洗濯物を外干しする事ができますよ(^^)
テラス下は、未舗装のままだと雑草が生えやすい為、
東洋工業のファンダペイブで平板敷きに。
ファンダペイブにはフラットタイプとスリットタイプの2種類があり、
今回はこの2種類を交互に敷き並べました。
カラーは同じですが、表面の質感で変化をつけているので
光の加減で市松模様に見えたり・・・と趣を楽しめます。
また、ファンダペイブは透水機能があるので、
水たまりができにくく、歩行も快適です!
今回のケースでは、両側の既存のコンクリートとの取り合いを考慮すると、
ほとんど勾配がつけられないような状況であった為、
透水性舗装材であるファンダペイブを提案させて頂きました。
テラス②
リフォーム工事を進めていく中で、
ストックヤード前にもテラスを設けたいというお話になり、
三協アルミのテラス レボリューAを設置。
指定の場所にギリギリ収まるサイズを採用し、
干渉する部分については木材を少し削るなどの細工も施して
ギリギリ、ピッタリ収める事ができました。
レボリューAには、アール屋根とフラット屋根の2種類の屋根形状があり、
Y様邸では、雨の吹き込みを防ぐアール屋根をチョイス。
視線のカットや雨、風の吹き込みを和らげる
前面パネル(二段仕様)を取り付けて、
目かくし効果も得られるテラスを完成させました。
Y様邸では、2箇所に設置したテラスを三協アルミ製品で揃え、
形材色も同じ色を採用する事で統一感を持たせました。
カムフィエース カーポートとレボリューA テラスについて、
もっと詳しく知りたいという方は、三協アルミのカタログをご確認下さい。
カムフィエースのカタログを見る
※三協アルミ エクステリア 総合カタログ2022-2023に準拠しています。
レボリューA のカタログを見る
※三協アルミ エクステリア 総合カタログ2022-2023に準拠しています。