2024年の感謝祭にご来場いただいたF様より、
アプローチの舗装と防草工事をご依頼いただきました。
草の管理が大変な広いお庭を
ローメンテナンス化したいとのご要望をお伺いし、
車も乗り入れるアプローチは、
耐久性が高く、見た目もお洒落なスタンプコンクリートで舗装。
アプローチの西側は防草シートを敷き、
メンテナンスの負担を軽減したお庭へとリフォームしました。
アプローチ
ひび割れが発生していた車庫前の土間コンクリートは、
大きくひび割れている箇所をカッターで切断して解体撤去。
解体工事後、路盤の整正を行なったら
ひび割れ防止の型枠とCDメッシュを配置。
コンクリートは面積が広いとひび割れが発生しやすい為、
目地(スリット)を設けて、ひび割れを防止します。
コンクリートを打設する際の生コンは、
通常の土間コンクリートと同じものを使用。
このまま乾くとよく見かける白っぽいコンクリート舗装になりますが、
今回はこちらに色や模様をつけて自然石風のデザインにしていきます!
スタンプコンクリート(マットスタンプ)
スタンプコンクリートとは・・・
コンクリートの表面に模様となる型を押し付け、
着色を施すことで自然石やレンガ、タイルといった
他の素材そっくりに仕上げる工法です。
弊社で使用するのは(株)MATのマットスタンプで、
認定施工店でのみ施工可能な景観コンクリート舗装材です。
コンクリートを打設後、極端な浮き水が引いたら
コンクリートに色を付けるカラーハードナーを散布。
色ムラにならないよう、散布と擦り込みを繰り返します。
その後、舗装のアクセントとなる川砂利を表面に散りばめ、
モールド(模様を付けるマット)とコンクリートにカラーリリーサーを噴霧。
コンクリートに押し当てて、岩肌模様を謄写していきます。
今回はマットスタンプの中で「ナチュラルソイル」という仕上げ工法です!
商品詳細
<メーカー/株式会社MAT>
マットスタンプ
(カラーハードナー:クリーム、カラーリリーサー:コーヒーブラウン、モールド:シームレス ビシャン)
【スタンプ型押し直後】
型押し直後はこのような感じで、
養生期間を数日設けてコンクリートをしっかり乾かします。
【カラーリリーサーの洗い後】
コンクリートが乾いたら型枠を外し、
カラーリリーサーを7、8割洗い落とすイメージでブラシで洗い、
自然な石のビシャン模様に見えるように調整します。
最後に、カラーリリーサーを定着させる下塗シーラーを1回塗布。
仕上げのツヤ無シーラー2回塗布して完成です!
F様邸では、玄関側と道路側の2回に分けてスタンプコンクリートを施工。
道路側も同様の手順で行い、アプローチを完成させました。
【ダイカンドラ緑化】
スリットには、グランドカバーのダイカンドラを植栽。
写真は種をまいてから約2ヶ月後の様子で、
少しずつダイカンドラが生えてきていました。
密生すると草が生えににくくなり、景観性も高まります◎
防草工事
アプローチの西側の敷地は、メンテナンスの負担軽減の為、
防草シートを敷いて防草工事を行いました。
防草シートは、(株)グリーンフィールドのザバーン®防草シート。
ポリプロピレンの4層スパンボンド長繊維不織布で、
優れた透水性と強度、耐候性を持ち合わせた雑草抑制シートです。
ポリプロピレンは加水分解しにくいとうい特性があり、
ポリプロピレン100%のザバーン防草シートは、水に浸漬しても劣化しにくく、
直接紫外線が当たらないよう砂利を敷く事で、半永久的な防草効果を持続できます。
>>ザバーン®防草シートについて詳しくはこちら

スタンプコンクリートの魅力は、
豊富なデザインと耐久性を両立できるとういう点の他に、
コスト面でのメリットもあります。
コスト面でのメリットについては、
エクスライフのスタッフブログで詳しくご紹介していますので、
施工をご検討中の方は、以下の記事も併せてお読みいただければと思います。
>>岡山でスタンプコンクリートをするならエクスライフへ!!
※リンク先のエクスライフは三井商会が運営する、
エクステリア&ガーデンの設計施工専門ブランドです。
実際にマットスタンプを見てみたいという方は、
弊社の屋外展示場にて実物を間近でご覧いただけますので、
お気軽にご来場下さい(^^)




















































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