雑木と、地元の山石を取り入れて、
四季折々で彩りあざやかなお庭になりました。
ヨーロピアンテイストのエクステリアとも融合して、
まさに芸術のような美しいお庭です!!
中古住宅にお住まいでまだお庭は手掛けていない状況でしたが、
今回思い切って住居外周のトータルプランニングのご相談を頂きました。
植物はあまり・・・というご意見をお伺いしていましたが、
広いお庭なので必ず一定量の植物をと、
計画当初より半ば強制的にプランニングに盛り込ませて頂きました(笑)
四季折々の風景が楽しめる、彩りの美しい庭になりました。
今回植栽した樹種は数多く・・・
アオダモ、モミジ、ヒトツバダコ、コナラ、ソロ、ジューンベリー、
シラカシ、アラカシ、シマトネリコ、ミツバツツジ、シロヤマブキ、
フッキソウ、ブッドレア、キチジョウソウ、アガパンサス、アジュガ、
ヒューケラ、シュウメイギク、ホスタ、ヤブラン、アスチルベ、チャセンシダ、
コクリュウ、セキショウ、ジャノヒゲ、フィリフィラオーレア・・・
雑木の庭という事もありローメンテナンスを意識した植栽設計にもなっています!!
庭石施工中
お庭の石、アプローチは自ら採取してきた地元の山石を使用して手間を掛けて仕上げました。
植栽中
プランニング・施工について
F様のご要望に応じてプランニングしていくうちに、
塀や門周り等は、最初のイメージとは少し違った
ヨーロピイアンスタイルのエクステリアへと変貌してきましたが、
これまでにない新しいチャレンジとして、
また、F様の寛大なご協力のもと
思い切ってヨーロピアンスタイルのエクステリアと
雑木の庭が融合したデザインを計画しました。
そこで協力して頂いたのが、
岡山の庭師では有名な、「庭やサカモト」さん。
坂本さんとは以前より地元の中では数少ない若手の勉強仲間で、
是非一度共同でという想いもあり・・・
今回は植栽や地割り等において監修・施工等協力を頂きました。
完成後は四季を感じれる植物に予想外に興味を抱くようになったと、
こまめに草抜きやお庭の手入れをしてくださっているF様に感激しております。
まだ若いお庭なので、今後年を重ねるごとに良くなっていく姿が楽しみです。
リビング前のウッドデッキはアイアンウッド製の縁側的な存在。
デッキ下には石を敷き並べて、川床に浮かぶ橋のようなイメージに。
時には玄関への通路として、時には庭を眺めるベンチとして小さいながらも存在感があります。
地元の山で採ってきた岩石を様々な場所に使用し、
雑木の庭にふさわしい、より自然的な景観になるよう演出しました。
山の谷あいから湧き出てくる水を石の動きとして表現し、
同時に実際に2か所ある中庭の排水の抜け道先としての役割も果たしています。
塀沿いに植えた様々な植物が季節を変えてフェンスの隙間から顔を出し、
道を行き交う人々を和ませてくれます。(右下:ブッドレア)
ヨーロピアンスタイルの塀や門周り等のエクステリアが、
四季折々の趣溢れる雑木の庭を引き立て、まさに芸術のような美しいお庭になりました。